百田尚樹さん著「成功は時間が10割」からの言葉。
「仕事ができる」と言われた人の多くは、仕事が早い人です。
今だったらこの言葉は分かる。
でも、最初は、「速さ」よりも「クオリティ」を重要視する人を、「仕事ができる人だ!」と思うよね。
仕事をする上で、「仕事ができる」の前提が違った。だから、根本的な食い違いが起きるんだよね。
というか、その概念は小さい頃から知ってたのかもしれない。それを忘れてただけ。
早さvsクオリティ
小学生のときの美術の先生が言っていたこと。
作品を仕上げる上で、どれがいいか?
- 仕事が早く、クオリティが高いこと。
- 仕事が早く、クオリティが低いこと。
- 仕事が遅く、クオリティが高いこと。
- 仕事が遅く、クオリティが低いこと。
これを生徒である自分たちが選ばされた。
もちろん一番いいのは「1」、一番ダメなのが「4」。
問題は「2」と「3」の順番。自分は「3」を上に選んだ。美術であることも加味したかもしれないけど、たぶん別の教科でもクオリティを選んでいたと思う。
でも、先生がオススメしていたのは「3」。仕事が早いけど、クオリティが低いこと。
まあ、美術の先生の仕事上、早く仕上げてくれた方が、やり直しを早めに提案してあげられる、ということもあるかもしれない。
でも、当時、小学生の自分にとっては衝撃的な答えだった。だからこそ、今でもその美術の先生の顔と共に、その言葉を思い出す。
(あ、小学生だから、美術じゃなくて、図工だったかもしれない。)
おわり
今だったら分かる。
分かるからこそ、実践したい。
考えるよりも先に体が動く。
そんな状態を実現したい。
