小池龍之介さん著「脳に振り回されない生活」の中の言葉。
「私は」という固い殻を脱出しない限りは、自意識から解放された平穏さの味わいは分からないのです。
ああ、これ、今だったら分かるかもしれない。
視野が狭くなる。
→他人が見えなくなる。
→自分しか見えなくなる。
「自分!自分!」と思っているうちは、幸せになれないのかも。
「自分の個性」は他人が勝手に見出してくれるもの
自分の「個性」「得意」「価値観」「才能」。
それって自分では自覚できないものだよね。
そんな自分の特性を見出してくれる存在。
それが「他人」。
「自分にはどんな才能があるのか?」
「自分にはどんな得意があるのか?」
それって、自分一人で考えていても永遠に見つからないもの。
だって、才能は自分が自然にできていること。
それを自覚するのは難しい。
得意だって、誰かと比べることがあるから下手と得意があるのであって。
誰かと比べるものを自分一人で考えていても一生見つからない。
だから、
どれだけ他人から嫌われても、
自分の嫌いな他人がいても、
「他人のために」というスタンスは決して崩してはいけない。
いつかどこかで自分が他人に役に立てるときが必ず来る。
というか、そうやって人間はずっとやってきてるんだから。
それを信じるとかじゃなくて、淡々と他人のためを思ってやり続ける。
もうそれしかないんだと思う。
そして、他人の役に立てたとき。
そのときになって初めて安らぎを感じることができるのかもしれない。
