ねじめ正一さん著「ニッポン商人語録」からの言葉。
商人はまず自分たちが楽しめばいい。
おもしろい考え方。
イメージとして商売人はまず、
「お客様を第一に考えるべきだ!」と言ってそう。
ただ、そうじゃない。
「まずは自分たちが楽しむべき」という考え方。
ギバー(与える人)になるための条件
自分と他人。
どちらを優先するべきか。
実は最近、
これだ!という考え方に出会ったんですよね。
「テイカー」とか「ギバー」ってあるじゃないですか?
- 「テイカー」は奪う人。
- 「ギバー」は与える人。
どちらと付き合いたいかというと「ギバー」。
だから、付き合うならギバー。
そして、目指すべきはギバー。
ただ、そんな「ギバー」になるための条件。
それが「自分が満たされていること」。
つまり、
「自分が満たされていないと、ギバーにはなれない」という考え方。
これは「降伏論」という本に載っていた言葉。
商人の、
商人はまず自分たちが楽しめばいい。
ギバーになるための条件の、
自分が満たされていないと、ギバーにはなれない。
共通しているのは、
まずは自分が楽しむ・満たされていること。
それからじゃないと、他人に何も与えられない。
たしかに、そうかもしれない。
他人のためになることをするべきではある。
でも、そんな他人ファーストで動いたからといって、
幸せになるとは限らない。
いい人、だけど幸せになれていない人。
そういう人にこそ当てはまる特徴ではないでしょうか。
自分も人。まずは自分で自分を幸せにしてみる。
人を幸せにする。
それは立派なこと。
ただ、他人に目を向ける前にすること。
それが自分を幸せにすること。
自分を幸せにすることができない人が、
他人を幸せにすることなんてできない。
自分では自分が欲しいものが分かっている。
少なくとも他人よりは分かりやすい。
その自分の欲しいものを、自分で用意して与える。
おわり
もちろん最終的には、
他人の役に立つべき。
でも、最初は、
自分で自分を満たすことに注力した方がいい。
自分で自分を楽しませながら、
自分と他人の喜ぶものを一緒に満たしていく方法を探っていくのがいいのかもしれない。

