江國香織さんの「思いわずらうことなく愉しく生きよ」
これはタイトルがすでにメッセージになっていて分かりやすい
本棚に飾っておくだけで、見るたびにメッセージを送ってくれる
ただ、「内容がまた読みたい内容か?」と訊かれたら、、
そうとは限らない
けっこう暗いテーマ
DVとか
楽しく読める話ではない
いくら江國ワールドで包まれている世界だとしても
タイトルから受けるポジティブさ
それは中身からは感じ取れなかった
江國香織さんの他の作品と比べても、
ちょっと異色だった
とはいえ、この作品のタイトルは気に入ってる
「思いわずらうことなく愉しく生きよ」
これは三姉妹の家族の家訓みたいなもの
家訓があること自体も驚きだけど、
メッセージ自体も意外といいもの
シンプル
だけど、家訓に据えるくらいだから深みを感じ取れる
いい言葉
おわり
ということで、
いい言葉
いいタイトル
飾っておくだけで自分にプラスのメッセージを放ってくれる
そういうタイトルはいいものだと、小説の中では初めて思った
「みじめなニジンスキー」
「かわいそうなアレクセイエフ」
これらの言葉を思い出した
でも、アレは家訓というよりは、
家族間の合言葉みたいなものだからちょっと違うのかもね
「ライスには塩を」も家訓というよりも、
おふくろの味的な家族内の味付けのアドバイスだしね
