仕事において「ラクして」「速い」が一番すごい
「速さ」が大事なのはよく分かる
だから、この「ラクをする」というのがポイントなのでしょう
いかに「ラクをする」か
つまり、仕事とは、
「できることを増やす」のではない
「昨日意識的にできたことを、今日いかに無意識にこなすことができるか」
ではないでしょうか?
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仕事=苦労してやるもの
そういうイメージがある
最初はもちろん苦労するものかもしれない
業務内容、スキル習得、人間の心理
そういうのに苦心しながら適応したり習得していくもの
ただ、慣れてきたら自分の「得意」も分かってくるはず
得意とは、たくさんあればいいというわけじゃない
そうじゃなくて得意とは、意識的にできていたことを、無意識でもこなすことができること
仕事を無意識にできる
それは意識手にやってないから苦労していないことになる
ラクをしているということになる
それが自分に合った仕事ということかもしれない
仕事は「できることを増やすこと」
そう思っていたこともあった
でも、「器用貧乏」という言葉もある
色々なことが意識的にできるだけでは、結局何もつかめずに終わってしまうことも考えられる
だからこそ、無意識的にできることを目指すべきだと考えるようになった
そうやって無意識的に仕事ができるようになる
それができるために必要なのはたぶん、
圧倒的な量をこなすこと
その結果、「ラクして」「速い」仕事ができるようになるのでしょう
ということで、これを考えたきっかけの本がこちら
松本利明さん著「ラクして速いが一番すごい」
この本自体は、上司や相手がいる仕事を抱えている人にとってのティップスに富んでいる
上司に対してはロジックを持ちかけて論破するよりも「つまり重要なことは何ですか?」と訊く方がいいなど、意外と人間関係の心理についてきめ細かい内容。
こういうタイトルがメッセージ性を持っている本は手元に置いておくだけでもいい効果を期待できる
