「自分らしく生きる!」
これって、
言われてみれば不自然な言葉
自然に生きる
そうすれば、自分らしさは勝手ににじみ出るもの
なのに、自分から自分の個性を出そうとする
それは結果として不自然に見えしまう
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松浦弥太郎さん著「「自分らしさ」はいらない くらしと仕事、成功のレッスン」からの言葉
何かを始めたいなら、「自分らしさ」など捨てたほうがいい
「個性」というのは、他人が見つけてくれるものですよねえ
自分では自分の個性がわからない
他人が思う「自分の個性」は、自分にとっての「自然体」
「自分らしく生きる」
これって幼いころから言われてきたこと
そして、いまだによく聞く言葉ですよねえ
この言葉を聞いて、
「自分らしさって何だろう?」と考え始める
ただ、そんな小さい頃や20代、もしかしたら30代にとっても
まだ世界が狭いのだから自分らしさなんてあるわけないですよねえ
世界と色々な接点を持つ
そうすることで初めて個性が発揮される
それなのに、若いときから、
「自分らしさは自分の中にあるものだ」と信じて、
「自分が!」「自分が!」と自分の中身にしか目が行かない
まだ世界との接点が少ないペーペーの新米なのに、自分の内側を深堀りしようとする
そうやって自分の内側を探すよりは、外にあるいろいろなものに手を出す
そして、それらをいったん自分の中に取り込んで、自分の思ったことを発信する
その発信に個性が乗って、他人にとっての価値になるのではないでしょうか
