田中克成さん著「自分をよろこばせる習慣」からの言葉。
いつも、ちょっとだけ損を取る
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人間、誰しもがトクをしたいと思っている。
そのために、
- 情報を隠したり、
- 相手を出し抜いたり、
- 自分がトクをするために相手が損をすることも厭わない。
ただ、そんな人間が信用されるかどうか?
短期的にはトクをしたのかもしれない。ただ、そこからさらにトクをしたいと思うと、またトクをしようと短期的なトクに縋りつく。
でも、それだといつまで経っても本当のトクは手に入れられないのかもしれない。
長期的なトク > 短期的なトク
誰だって、長期的なトクを取りたい。でも、短期的なトクに追われている。そこをいかに他人と差別化して、長期的な考え方にシフトできるかどうか。
長期的に考えたら、たしかに今は少しの損を取る。そういう考え方で出てくる。
他人の視点から見る「少し損をする人」は放っておけない存在
自分は今ちょっとの損を取っている。それは自分にとってマイナスなことかもしれない。
でも、それは他人から見方は違う。
「あの人は損をして、こちらのトクになることをしている。」
そう思った相手に対して、放っておくようなことをするかどうか。たぶん誰もがそんな人と今後も関わりたいと思うのではないでしょうか。
おわりに
自分の立場として、自分にトクをさせてくれる人。そんな人を放っておくことはしない。むしろそんな人は珍しいから、気になって離れたくない。
- 自分をトクをさせてくれる。
- 珍しい存在。
そんな人をあなたは放っておきますか。
であれば、目指すのは、「少し損をしてでも相手をトクさせる人」。そうすれば、誰もあなたを放っておくことはしなくなるのです。
