吉本隆明さん著「ひきこもれ」からの言葉。
ひきこもれ
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引きこもることで、他人との接触を減らす。自分ひとりの時間を持つ。そうすることで、自分だけのものを育て上げることができる。
そうやって何かを育てるためには、まとまった時間が必要。そして、まとまった時間を取ることができるのは、人生の中でも限られている。
でも、現代においてまとまった時間を取ることって難しいですよね。
「すきま時間」だとか「効率的な時間の使い方」だとかが言われる世の中。目まぐるしく情報が流れてきて自分たちの時間を奪う。
思ったのは、これ、引きこもるじゃなくて、外に出たほうが良くない?
家の中にいた方がパソコンとかスマホを使いたい放題で誘惑だらけ。いっそ外に出たほうが時間を有意義に使える気がする。
やることがあるなら家の中にいてもいいかもしれないけど。自分の場合は家の中のほうが気が散る。だから、外に出て、インプットを無理やり減らすほうが集中力を期待できる。
ひとつのことに考えるなら、やっぱり歩きながら、景色が変わるのを眺めながらが一番いい。その後、考えをまとめて書けばいい。
おわりに
精神的に引きこもる。そのために外に出る。そういう引きこもり方もありますよね。
