「もう他人に振り回されない! アドラー式「ストレスフリーな人」の7つのすごい! 仕事術」(桑原晃弥さん著)
お金は適度に持ち、仕事は愉快にやることこそが幸福につながる
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アドラー式というタイトルの本だけど、渋沢栄一さんの言葉が引用されていた。そして、その言葉のインパクトが強かったので紹介しました。
この言葉は2つに分解できますね。
- お金は敵度に持つ。
- 仕事は愉快にやる。
①お金は適度に持つ。
お金はたくさん持っていれば持っているだけいいと思ってる節があった。ただ、ほどほどでいいのだという提言。
莫大な富を持っていそうな方が言うとまた違った印象。そもそも、人によってほどほどの表現は違ってくる。ただ、身の丈に合った額ということかな。お金があると、今度は「お金の使い道」だったりも「っと増やさなくてはいけない」みたいな考えに囚われそう。
たしかに、自分が莫大なお金を手にしたら、かんたんに欲に目が眩みそう。自分を見失わないくらいの額があれば、たしかにそれでいい気もする。
②仕事は愉快にやる。
こちらも納得の考え方。いろいろな仕事をこなす渋沢栄一さん。それができるのは、やっぱり個々の仕事に別の楽しさを見出していたからもしれない。
他の著作で渋沢栄一さんが言っていた「仕事の疲れは、別の仕事で癒す」。仕事には愉快さや違うことをすることにいよって癒しや気分転換になるのかもしれません。
