仲暁子さん著「ミレニアル起業家の新モノづくり論」からの言葉。
人生は利他的であるための訓練
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利他的になるのは難しい
利他的になる
それってシンプルな行動原理だけど、実行するのは難しい
人間って絶対誰もが利己的な部分を持っている
それで利他的になるって難しい
他人を助けたところで見返りがあるわけじゃない
そもそも見返りを求めているから利他的に接するわけじゃない
それは「利他」というモットーに反している
他人に利益を求める行動
それは膨大なエネルギーを使ううえに、無駄になる可能性がある
それを分かっていてそれでも他人に手を貸す
それは人間としては素晴らしいことは分かっていてもなかなかできないこと
利他的って偽善だと思ってた
そもそも利他って偽善だと思っていた
だって、心の底から利他な人なんていないから
それでも人が利他をモットーに掲げるのは最終的には利己につながるから
人のために行動すると巡り巡って自分のためになる
でも、それは利他ではなく利己
利他の皮をかぶった偽善ということになる
だけど、それでもなお利他を貫き通す
それは人として尊敬に値することかも
偽善も貫き通せば正義になる
おわりに
人生は利他的であるための訓練
たしかに、利他は人間として自然ではないかもしれないけど、人間として成長したいのであれば必要な考え方なのかも
