日垣隆さん著「ラクをしないと成果は出ない」という本を読んでいたときのこと。
そのときに出会った「インセンティブ」という言葉を定義した表現。
「外部が条件づけしてやる気にさせる仕組み」と定義できます。
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「インセンティブ」にはもともと誘因、刺激という意味がある。
でも、それだけだと表現としては足りないかも。
①「外部が」
外部、部外者。
というのが重要かもしれない?
ここに「Aという消費者」「Bという商品」がある。
だけど、AとBをつなげるのは本人や商品の企業でなくてもいい。
仮にCという部外者であってもいいわけだ。
また、Bという商品を紹介する際、Bが売り出しているテーマを推す必要はない。
たとえば、まったく別の角度からBをアプローチして紹介していい。
そうやって、本来だったらつながりがなかったAとBをつなげることができる。
②「やる気にさせる」
どうやってA(人)をやる気にさせるか。
そう考えるきっかけにもなった。
で、ここで「インセンティブ」を再定義していることについて注目した。
自分の場合はこのインセンティブの再定義に納得した。
だからこやってブログでその言葉を紹介している。
「いい表現だな」と思ったから。
そうやってぼくをやる気にさせてくれた。
そこに必要なのは「考えること」と「具体性」だと感じた。
既存のインセンティブの意味をだけでなく、どうやったらさらに分かりやすく表現できるか。
また、抽象的ではなく具体的で身近に感じやすい言葉で表現する。
そういうものが「人をやる気にさせる」ものの正体だと思った。
「インセンティブ」とは、「外部が条件づけしてやる気にさせる仕組み」。
この言葉は以前にも紹介したかもしれない?
でも、まあまた紹介してもいいよね。
いい言葉はいくら紹介してもいいはず。
自分も人をやる気にさせるような「考える力」と「具体性」を磨きたい。
