森見登美彦さん著「ペンギン・ハイウェイ」を読んだ。
おねショタものとして最初に興味を持ったけど。
少年の頃に見ていた世界をまた体験していたかのよう。
まあ、実際にはそんな体験をしていなかったかもしれないけど。
森見登美彦さんの「子どもから見た視点」の描き方が魅力的だった。
そんな「ペンギン・ハイウェイ」からの言葉。
いくらぼくがえらい小学生であるとしても、あまりにたくさんのことに手を出すのは間違いだ。
これはめちゃくちゃ深い言葉。
深いというよりは真理なのかもしれない。
何かを極めたいと思ったら、多くのことに手を出しまくるよりは1つ2つに絞ったほうがいい。
そして、そのものを極め尽くしてからまた別のものに移ったほうがいい。
そうすれば、その新しいものを極めるのも早い。
これはめちゃくちゃ参考になる言葉。
ただ、それは大人にとってはめちゃくちゃ響くいい言葉だけど。
果たして小学生もそうなのかは分からない。
小さい頃はいろいろなものに興味を持ったほうがいい、とかとも思う。
自分が実際に幼かった頃のことはよく覚えていないけど。
でも、いろいろなものに興味を持っていた。
と同時に同じ一つのことに熱中していた気もする。
まあ、みんなだいたいそんな感じだよね。
だけど、大人としてはこの言葉はめちゃくちゃ刺さるし。
参考にしたい言葉だと思いました。
ストーリーとしても良い。
幼い少年は失うものなんて何もないと思っていた。
切ない。
小説しか読んでないけど。
映画を見たらなく自信がある。
ちなみに、小説ですでに泣きました。
