「なぜ売れない!」
「成約率が低い!」
ビジネスにおいてものを売るという行為は基本。
ものを売るコツを一度つかんでしまう。
そうすれば、それは大きな武器になるし、何より自信になる。
ただ、そこにたどりつくまでが大変なんじゃんね。
そのようなことを思っていたあるとき、こんな言葉に出会いました。
あなたの人格以上は売れない
これは黒木安馬さん著「あなたの「人格」以上は売れない! 」からの言葉。
というよりは、本のタイトルがメッセージそのものになっている。
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ものを売るために、人格を磨く?
この言葉は最初はまったく理解できませんでした。
「なんでものを売るために自分を磨かなくちゃいけないのか?」
- もっと商品のことのアピールの仕方とか。
- どういう言葉を使えばいいのか。
みたいなことが知りたいんだけどな、と思ってた。
だけど、後からジワジワきた。
なぜ自分がものを売りたいかって、自分の利益になるから。
誰だってそう。
自分の利益になることをしたい。
だけど、その考え方だけだと限界が来るよう。
商売である以上、相手のことも考えないとね。
つまり、自分の利益を追求した狭い視野のままでは売れない。
自分の視点と相手の視点を持つ。
みたいに考え方を根本的に帰る必要がある。
それができたときに初めて、何かが変わり始める。
そうやって、
- 自分のことだけ考えない、
- 相手のことも考えられる、
- 自分を変えることができる、
そういうのを全部ひっくるめて「人格」と言っているのかも。
逆に言うなら、
- いつまでも自分だけのことを考えていて、
- 相手のことは二の次で、
- 自分を変えることができない人。
そういう人はその人の人格相応にしか売れない。
そういうふうにできているのかもしれない。
おわりに
なんで売れないのか?
それは売る人の「人格」「あり方」「考え方」、そういうものが大きく影響しているのかも。
買う側からしても、自分の話ばかり自分の利益ばかりを追求している人からは買いたくないですよね。
そうではなく、
- 話を聞いてくれたり、
- 親身になってくれたり、
- 必要ならものを売る以外の解決策を提示してくれたり。
そういう人格の人から買いたいもの。
人とのやり取り。
その中で人格というものが滲み出るものなのかもしれないですね。
がんばって人格を磨こう。
