「器用貧乏」について考えていた。
そうしたら「職業病」にたどりついた。
その過程をツラツラと書くだけ。
①「器用貧乏」とは?
器用貧乏ってどんな状態か。
いろいろ器用にこなすことができる。
なのに、貧乏。
それって変ですよね?
だけど、そういうこともあり得る事例がある。
それが「できる」のレベルが低い場合。
②「意識したらできる」と「無意識にできる」
何かを「できる」ことにもレベルがあると思うんですよね。
例えばこの2つ。
- 「頑張ってやればできる」
- 「頑張らなくてもできる」
これって同じ「できる」でもレベルが違う。
「頑張ればできる」のレベルが10だとしたら。
「頑張らなくてもできる」のレベルは80。
つまり、「できる」には2種類ある。
「意識すればできる」と「無意識にできる」。
③器用貧乏の「できる」は、「意識すればできる」
器用貧乏な人はいろいろできる実力を持っている。
だけど、それってもしかしたら意識したらできるレベルかも。
なんでもレベル10まではやれる。
だけど、それ以上成長しようとしない。
そして、違うものに意識を持っていってしまう。
たとえば、「資格マニア」がいい例かもしれない。
いろいろなものに興味を持つのはいいことだけど。
何か突き抜けたスキルを持っていないことになる。
④「職業病」は「無意識にできてしまう」
一方で、無意識にできてしまうことがある。
たとえば、
- 日本語を話す。
- 箸を使う。
- 補助輪なしで自転車に乗る。
そういうことは多くの人ができる。
その職業バージョンが「職業病」。
- 人の滑舌が気になる声優さん。
- 陳列棚の並べ方が気になる店員さん。
- なんでもすぐに計算してしまう経理さん。
そういう人たちは意識しなくてもできてしまうスキルを持っている。
⑤「器用貧乏」vs「職業病」
じゃあ、どっちのほうがいいのか?
ぼくが思うのは、まず職業病を目指すべきだということ。
何かに特化したスキルを身につける。
そうやって一度レベルをMAX近くまで上げると。
- 何より自信がつく。
- 成長までの過程を身を持って体験した。
- やり方を他に応用できる。
おわりに
ということで、「器用貧乏」の対義語は「職業病」ということでした。
もし自分は器用貧乏で悩んでいるという人は、何か1つを選択して極める。
それも一つの手かもしれません。
