ぼくは言葉の言い換えが好きです。
ある言葉を別の言葉で定義してること。
たとえば、
- 自立=依存先を増やすこと
- 書き手=読み手の代弁者
- 人間=歩く無限の潜在能力。
- 努力=工夫
- 好き=絶対的、得意=相対的
- 言葉=無限の資本
など。
今回は「誠意」について。
江國香織さん著「東京タワー」からの名言。
「知るわけないだろ。すべて話すのが誠意だと思ってるわけか?」
まさに!と言う言葉。
思っていることをすべてありのままに話す。
それが誠意になるならどれだけラクか、ってことですよね。
※※※
誠意=ありのままにすべて話す?
誠意=ありのままにすべて話すことなのか?
そうじゃないですよね。
「誠意」とは、私利私欲を捨て、真心をもって物事に取り組み、相手に真摯に向き合う姿勢や気持ちのことです。
真心、真摯に、真面目に。
そして、相手に向き合う姿勢。
つまり、相手を思いやっていること。
誠意についてはそれが大事なわけで。
そういう意味だと、むしろ言葉を選んで相手の気持ちを慮って発言する。
そうやって取り繕いまくることを誠意と言うのかもしれませんね。
「思っていることを正直に話せ」
そう言われて実際に思っていることを正直に言えるはずがない。
だって、その結果が目に見えているから。
そもそもが本音を言わないで衝突しているのに。
本音を言ったら余計にこじれる。
おわりに
やっぱり他人は別の種族だと思っておくくらいがいいのかも。
外国人とか、宇宙人くらい。

