「幸福な人生」
それは誰もが求めているもの。
でも、それってどうやったら手に入るの?
幸せな心の状態を手に入れる。
そのためには何かをすることによって、心が満たされる必要がある。
社会的な動物である人間がやるべきこと。
それは他者への貢献かもね。
なんだか当たり前のことだけど。
他者へ貢献した結果、心が満たされる。
それは社会的な人間にとってもっとも自然な姿かも。
でも、同時に、人間は欲望にまみれている生き物でもありますよね。
だから、他者に貢献するといっても、タダではやりたくない。
貢献に見合った報酬を期待する。
そうやって欲望全開なもんだから、「働く」の意味が、「他者へ貢献すること」じゃなくて「お金を稼ぐ」というふうな意味合い強めで使われるんだよね。
ここでアラン氏のありがたいお言葉。
幸福とは、報酬を求めなかった人々のところへくる報酬なのだ。
ああ、耳が痛い言葉。
ただ、真理かもしれないですね。
※※※
①他者に貢献せよ。報酬は求めずに。
他者に貢献したのだから報酬を要求する。
これもまあ腐った考え方かもしれませんが。
報酬がもらえない。
だったら、他者に貢献する義理はない。
これはこれで腐った考え方かもしれませんね。
- 挨拶をしない。
- 自分の利にならないことはしない。
- 他者に貢献したら感謝されて当然だと思っている。
これはなかなか社会に毒された態度。
②報酬を得ずとも行動できる体にデチューンする。
報酬がもらえるから行動する。
このように訓練された人類。
ただ、これだと幸福にはなれないらしい。
報酬がもらえずとも行動を起こせる。
報酬を目的とせず。
行動することを目的にする。
そうすると、他者への貢献マシーンになれる。
おわりに
ということで、幸福とは、報酬を求めなかった人々のところへくる報酬なのだ、ということでした。
行動と報酬を切り離す。
そして、行動を目的として行動する。
そうしたら、幸福になれる?
そう信じたい。


