幸福とは何か?
いろいろな偉人たちが言葉を残している。
その一つがこちら。
幸福とは健康に恵まれ、記憶力に恵まれていないこと。
これは春山陽一さん著「グッとくる言葉 先人からの名言の贈り物」からのイングリッド・バーグマンの言葉。
一瞬「ん?」となるような言葉。
一瞬ネガティブな感想がよぎる。
①「忘れる」はすごい能力。
忘れる。
これはネガティブな言葉に聞こえて、実は人間の能力の一つですよね。
物忘れが多くなったとか。
大事なことに限って覚えていないだとか。
そういう場面ではたしかに不便。
だけど、それ以上にぼくたちはこの能力の恩恵を受けているのではないかと思うんです。
忘れることで、ぼくたちは嫌なことをいつまで引きずることなく進める。
忘れたいことがあるときは、体を動かして別のことをしているうちに忘れていく。
②イメージとしては「脱皮」に近い?
もしもぼくらがすべての記憶を持ったままだとしたら、どうなるのか?
考えすぎて、その場から一歩も進めなくなってしまうのかもしれない。
だけど、脳には容量があって、どんどん忘れていく。
そりゃどの記憶を消すかは選ばないけど。
忘れたい記憶だけを脳内で反芻する。
そうすると、その記憶を忘れにくくするなんてことは可能かもしれない。
イメージとしては脱皮?
人間が人として成長したり、知識をつけていったりしながら前に進んでいく。
だけど、そうやって積み上げていく以上に、ぼくらは記憶を後ろに置き去りにして進んでいる。
それは、とてもよくできた人間の機能だとも思います。
積み上げることだけじゃなく、忘れることでぼくたちは成長して、進んでいけるのかも。
おわりに
ということで、「幸福=記憶力に恵まれないこと。ft.イングリッド・バーグマン」でした。
でも、忘れるからといって何も頭に入れないのは違うような気がする。
一度だけでも頭の中に入れた情報が、その後にくっつきあって新しいものを生み出す。
忘れもするけど、実は脳内の引き出しに記憶の残滓が残っていて。
その残滓を刺激すると記憶もどんどん引き出されたりする。
そんな脳のすごい機能を使わない手はない。
ということで、脳にはどんどん情報を入れるのがいい。
そして、忘れる。
そこまでワンセットかもしれませんね、


