雨の夜。
- ちょっとした非日常。
- ちょっとした不便。
それはいつもと違うコミュニケーションが発生するシチュエーションかもしれない。
雨の夜は、誰かと誰かが急速に親しくなるようなこともあるような気がする。雨がやんだらあの二人はどうなるのかなと思うけど、そんなことは他人の杞憂なのだろう。
これはオシャレな表現であると同時に。
想像しやすい状況。
現実にありえそうな状況なのがいい。
①雨という非日常感。
「非日常」という言葉がある。
非日常はいろいろなものが当てはまる。
- 祭り。
- テーマパーク。
- 旅行。
ただ、そんな中でも、いちばん身近な非日常は雨かもしれない。
いつもの景色に雨が降っているだけ。
たったそれだけのことなのに、いつもとはまったくの別世界。
雨が降ったときに初めて、晴れの日のありがたさに気づく。
②雨という不便から生まれるコミュニケーション。
雨の日は非日常的。
そして、雨の日は不便。
しかも、その不便さを感じているのは自分だけじゃない。
多くの人が不便さを共有している。
そういうちょっとした不便さを共有しているときって、人は普段よりもコミュニケーションをしたがるのかもね。
同じ不便な状況の中にいることに共感し合ったり。
この場合はヒマつぶしに少し話しているのかもしれない。
普通の日であれば会話すら生まれなかった。
それが雨のおかげ(?)で会話になった。
そして、雨が上がったらこの2人はどうなるのか?
ここでの会話はなかったことになるのか?
それとも、もしかしたら雨が降るときはまた会話が生まれるかもしれない。
そんな雨の日の非日常のマジックがいいなあ、と思いました。
おわりに
ということで、「雨の夜=誰かと誰かが急速に仲良くなる。ft.津村記久子さん」でした。
こういう日常(非日常)を切り取ってる感じがすごくいい。
あるあるだよね。
まあ、実際に遭遇したことはなくても、そういう状況になることが容易に想像できる。
と、雨の日は極力外に出ないで、晴耕雨読、部屋の中で雨音を聞きながら小説を読んでいたいぼくが思ったことでした。


