この世って何だろう?
真剣に考えたことがなかった。
「この世こそすべて!」
「どうせ最後は散るならできる限り楽しみたい!」
そう思っていた。
この世で生きていることが全て。
あの世のことなんて考えるのは不自然だし不健康だと思っていた。
こんな言葉がありました。
この世は人間の修行場なんだから、少々の失敗くらいを恐れているようでは、なにひとつ仕事のできるものではない。
これは出口日出麿さん著「生きがいの創造」からの言葉。
なるほど?
こうやって考えたことはなかった。
①この世は人間の修行場。
この世は修行場だとした場合。
楽しんでいるだけでは修行にならない。
何か明確な目標がって、それに向かって邁進する。
そうであってこそ修行といえる。
まあ、人間なんてちっぽけな存在なので、そんな達成できるものがいくつもあるわけではないでしょう。
できたとしても1つくらい。
その1つくらいを極める。
それが天職?
それがミッション?
そういう考え方もできそうですね。
②修行の成果はあの世以降?
へえ、そうやってこの世は修行場だという考え方はなかった。
では、修行の成果はあの世において発揮される。
もしくはあの世以降のイベントにおいてこの世での修行が活かされることになる?
③魂を磨く、に近いのかな?
魂を磨くという表現は聞いたことがある。
なるほど?
そういう感覚に近いのかもしれない。
だけど、この世=人間の修行場。
こちらの方が言葉によるインパクトがあって、自分を奮い立たせやすいかも。
③たのしいこの世vs修行するこの世。
この世をどう定義するか。
楽しくなればなんでもいいのか。
修行こそこの世でもっとも美とされるものなのか。
修行自体を楽しむ。
それがいちばんいい生き方、かも?
おわりに
ということで、「この世の定義について」でした。
この世は人間の修行場。
これはなかなかインパクトがあっていい言葉でした。
ぼくも何か修行するものを見つけたいな、と思いました。


