同じ本を読んでも情報の吸収量が違う人がいる。
自分なんかよりも何倍、いや、何十倍も。
多くの情報を取り入れている。
それはなぜか?
思い当たる節がある。
というか、まあ答えは歴然なのかもしれない。
同じ本を読んでも吸収量が多いのは、読書量がそもそも多い人。
これだと思いますね。
すごい人は、そもそも読書量が多い。
すごい人は、もともと読書量が多い。
だからこそ、すごい人になっている。
読書量がもともと多い人は、1冊の本からでもものすごく多くの情報を得る。
で、そういう人たちは1冊の本を読むだけで、驚くほど多くの情報を得ているのが分かるんですよね。
なぜなら、彼らの中にはもうすでに多くの情報や知識や知恵が詰まっていて、新しい情報を少しだけ取り入れただけでも、そこかしこで化学反応が起こっている。
その域まで達すると、さぞ読書が楽しいことでしょうね。
そして、人生が楽しいことでしょうね。
ポイントは「読者初心者」の時期を乗り越えられるかどうか。
じゃあ、どうやったらそういうすごい人になれるのか?
それはもうひとえに、読者初心者の時期をどれだけ早く乗り越えられるかどうかにかかっているのではないでしょうか。
最初の頃は読書は苦行でしかない。
だって分からないことだらけ。
何を言っているのか分からない。
ただ、その時期を乗り越えることさえできれば、あとはもう雪だるま式で読書がどんどんどんどん楽しくなっていくものだと思う。
そして、つまらないと思っていた本が、後で読むとめちゃくちゃ面白いということに気づく。
これぞ読書の醍醐味ではないでしょうか。
おわりに
ということで、「同じ本を読んでも吸収量が多いのは、読書量がそもそも多い人だから」ということでした。
手っ取り早く人生を楽しみたい。
それだったら読書が手っ取り早い上に、人生の役にも立つ。
これ以上に大きな一石二鳥はないのかもしれない。
いや、一石二鳥どころじゃなく、飛ぶ鳥を落としまくってしまうことさえ可能になるのではないか、と思ったということでした。


