「常識」とは何か?
- 「当たり前だろ!」
- 「そんなの常識なんだから黙って従え!」
常識という言葉はそれほど強大な力を持っているよう。
ということで、そんな常識という言葉に敏感なぼくが常識という言葉を言い表している言葉に出会った。
常識とはその時代の「思い込み」
これは矢作 直樹さん著「身軽に生きるコツ」からの言葉。
いい言葉ですね。
常識=その時代の思い込み。
時代によって常識は違う。
それをこの言葉は言い表していますね。
実際にその通りですよね。
そして、それは思い込みである、と。
思い込み=思考停止。
常識なんだから、もう考えなくていいだろう。
そういう人がつまり時代から置き去りにされるんでしょうね。
「常識は大事だ!」って言うけど、、
「常識を疑え」という意見に対して。
「とはいえ、常識は大事だ」という意見もある。
それはそうなのかもしれない。
常識があったからここまでやってこれたという考え方もある。
でも、その常識とは何なのか?
どう定義されるものなのか?
思うに、それは、多数派の意見、ではないでしょうか?
多数派の意見。
それを常識と言ってきている。
つまり、少数派の意見を無視することを常識と呼ぶのかもしれない。
でも、そうですよね。
いつだって少数派の意見は抑圧される。
自分の常識を取り除く=外の世界を見る。
自分だけの常識というものがある。
それは自分が抱えている偏見のコレクションであり、思い込みでもある。
どうやったらそれを取り除けるのかって、それは自分の外の世界に働きかけることかもしれない。
自分だけでは、自分の常識に気づけない。
外の世界に働きかけることで、初めて自分の思い込みや偏見に気づくことができそう。
おわりに
ということで、常識とはその時代の「思い込み」ということでした。
多くの人が同調している常識より、自分の中の常識を信じて突き進む。
そういう生き方に憧れますね。
