目の前の1つに集中する。
これは良いことだと思っていた。
それが集中することだと思っていた。
ただ、どうやら違うらしいですね。
そう思うようになったのは、この言葉を聞いてからでした。
二兎どころか百兎を追え
これは桜井章一さん著「負けない技術」からの言葉。
ぼくらが教わってきたのは「二兎を追う者は一兎をも得ず」。
それとは真っ向から対立する考え方。
一点集中は、本当の集中じゃない?
一点に集中する。
それは良いことのように思えるけど、そうじゃないのかな。
それは本当の集中とはいえない?
逆に、いろいろなことに意識を向けながら、1つの作業をこなす。
それくらいが良いということなのか。
つまり、ラクな姿勢を取りながら、作業すべき?
「集中」というと、前のめりにのめり込む。
周りから何を言われても、もう意識はそのものに吸い寄せられている、みたいな状態を指すと思っていた。
ただ、逆に、他のことをやっていても、常にある1つのことを考えていたり。
ボーッとしながらでも、その1つのことについて手を動かせる。
そういう自然体を取りながら1つの作業をできる。
それを集中と呼ぶのかもしれない?
おわりに
ということで、「二兎どころか百兎を追え。ft.桜井章一さん」でした。
まあ、まだまだその境地に行くには修行が足りない。
せめてその考え方だけでも理解したいですね。
