資本主義において「利益を追求する」。
それは正しいことだと思っていた。
うまく回っているうちはそれで良かったのかもしれない。
だけど、ぼくたちはもう次のステージに行ってしまったのかもしれない。
ということで、今回はこのような言葉に出会いました。
利益より、場の動きを優先させる
これは桜井章一さん著「運を引き寄せる成功の極意」からの言葉。
利益を追求しても、利益は得られない。
商売をしている以上、誰だって利益を出したい。
だけど、利益を追求しても利益が出るとは限らない。
むしろ、利益を追求した結果、利益が減ってしまった、みたいなことになりかねない。
金を見る人は、人の心見ず。
「金を見る人は、人の心を見ない」
こんな言葉をどこかで見た気がする。
この言葉を見たとき、激しく同意したのを覚えています。
(ただ、だれの言葉だったか忘れてしまった。)
皮肉ですよね。
数字ばかりを相手にしていた結果、いちばん大切な人の心をないがしろにしてしまった。
利益を追い求めるよりも、場に動きを加える方がいい。
そうやって利益を追い求めることばかりしていてもダメ。
それよりは、自分がその場においてどのような動きを加えることができるか、に注目したほうが良いのかもしれない。
「自分はその場において、どのような影響を与えることができるだろうか?」
- 流れを加える。
- 示唆を与える。
- 人と人をつなぐ。
そうやって場に動きを加えること。
そうやって利益とは無関係なものに注目して動き出したほうが、結果的には利益を得ることができるのかもしれませんね。
おわりに
ということで、「利益より、場の動きを優先させる。ft.桜井章一さん」でした。
- 利益を考えるほど、利益を得られない。
- 利益を考えないほど、利益を得られる。
そういう不思議な力が働いているのかもしれない。
その解決法の一つが、場の動きを優先させる、ということなのかもしれませんね。
