営業の仕事は「商品を売る」こと。
じゃあ、マーケティングの仕事は商品をどうするなのか?
マーケティングにおいて商品を主語にして考えたことはなかったですね。
もっと人にフォーカスした仕事だと思っていたので。
ただ、そうじゃないらしい。
ということで、こちらがマーケティングの定義。
「商品を売る」のは営業の仕事、「商品が売れるようにする」のがマーケティングの仕事
これは森岡 毅さん著「USJを劇的に変えた、たった1つの考え方 成功を引き寄せるマーケティング入門 」からの言葉。
商品が売れるようにするのはマーケティング。
なるほど?
この定義は考えたことがありませんでした。
マーケティングとは「商品が売れるようにする」こと。
この考え方を前提にすると、いくつかやり方が見えてくる気がしますね。
システムをつくる。
これは分かりやすい。
著書の中でも紹介されていました。
これが今まで思ってたマーケティングにも近いかも。
システムという流れ。
それを一度構築してしまえばいい。
商品が売れるようにする=すでにある商品の魅力を伝える。
「商品が売れるようにする」
これは別にすでにある商品でもいいということですよね。
新商品をつくるためにマーケティングをするわけじゃない。
人の動向を調査したうえで、すでに世に出ている商品とマッチングさせる。
それも「商品が売れるようにする」こと。
ということで、商品の魅力を伝える。
一点突破。
すでにある商品の魅力を伝える。
今までとは別の切り口でもって商品の魅力を伝える。
多様化した世界ではそれは当たり前。
むしろそういう面白い視点をもっていないとやっていけなくなるのかもしれませんね。
おわりに
ということで、「営業の仕事は「商品を売る」、マーケティングの仕事は?ft.森岡 毅さん」でした。
マーケティングとは「商品が売れるようにする」こと。
これを前提に考えると、また違った景色が見えてくる気がする。
いい言葉の定義でした。
