みうらじゅんさん著「ない仕事の作り方」からの言葉。
「私が」で考えない
文章を書くときに一番やりがちなのは「私は〇〇と思った」みたいな形ですよね。自分が文章を書いているのだから、自分が思ったことを書く。これは常識のように思える。
ただ、他人が自分自身について書いているものほど退屈なものはない。どこの誰が書いているかも分からない内面の話をされても興味が沸かない。
そうではなく、その人の外のものについて書く。その人が見た世界。その人が見た景色。その人が経験したもの。そんな想像できる景色について書いてくれると、読み手としても想像がしやすい。
文章を書くときのコツ。それは自分のことについて書くのではなく、他人や他の物体を主語にして書く。そうすると、より読み手に共感してもらえるのかもしれません。