「北風と太陽」
誰もが知っている言葉、というか物語。
小学生で習う。
ただ、あの例え話を実生活にうまく使えたことはなかった。
だから「北風と太陽」の言葉をコピーライティングの本の中で見たときは久しぶりな感じがした。
「言葉にできるは武器になる」からの言葉。
北風と太陽
本の中で「北風と太陽」が引用されていた。
たしかにこのたとえ話はコピーライティングにぴったりかもしれない。
「この商品を買え!買え!」
そうやっていくら売り込んだところで相手は見向きもしない。
北風のように無理やり服を脱がそうと思っても、相手はそれに激しい抵抗を見せるだけ。
それよりも太陽みたいな熱意でもって、相手がコートをぬぎたくなるような状況をつくる。
そうやって、この本の中にあるような「人を動かす」のではなく「人が動きたくなる」状況をつくっていけばいいのかな。
この本の前半の「内なる言葉」という考え方はめちゃくちゃ良かった。
言葉の奥深さを気づかせてくれた。
まあ、後半はテクニック論ですが。
前半は神。
