「人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている」の中の言葉。
人間は、コントロールしたい、という強い欲を持っている
人間の中にある欲。
その中でも切実な欲として、
「コントロール欲」というものを挙げている。
これはよく分かる。
・「〇〇時に起きたい」
・「〇〇に何回言っても伝わらない」
・「〇〇にアドバイスを聞き入れてほしい」
・「〇〇に話を聞いてほしい」
・「自分が好きな仕事をしたい」
・「自由に仕事がしたい」
こういうことも、
自分のコントロールしたいという欲が少なからず出ていることかな。
自分がものごとを全てコントロールできたら、
それはなんと快適な人生か！
コントロールされるのは嫌だ。
だったらコントロールしたい。
そういう欲なのかな。
・「自分の人生」をコントロールしたい。
・「人」をコントロールしたい。
・「時間」をコントロールしたい。
こういう欲をたしかに誰もが持っているかも。
それが欲である以上「距離感」が大事。
なるほど。
たしかにそういう欲があるのかもしれない。
でも、それが欲であるならば、
自分の中の欲をコントロールしないといけない。
その欲をまったくの０にすることは不可能。
そして、反対に、その欲の思うままに考えたり行動するのも危険。
ここで考えたいのは、
なんでもかんでも自分の思った通りにいかないと気が済まない人の場合。
こういう人っているよね。
「自分こそ正しい！」と思っている人に多そう。
自分の正義や価値観を他人に押し付ける人がそう。
なるほど。
たしかに、そういう人はコントロール欲に塗れているのかもしれない。
こういう人はまず自分をコントロールすることを覚えるべきじゃないでしょうか。
・自分の食欲。
・自分の機嫌。
・自分の行動。
・自分の思想。
高木豊さんが言っていたプロの定義を思い出す。
曰く、「プロとアマの違いは、自分をコントロールできるかできないか」
自分をコントロールできない人。
そういう人が、自分以外のことをコントロールしたいのかも？
みたいなことを書いているうちに思いつきました。
